Dog Run ・ドッグランと日本では呼び
「犬をノーリードで走り回らせる場所」のように理解されていますが、
海外、特に欧米では Dog Park ・ドッグパークと呼び
愛犬と飼い主が仲良く交流するような「公園・社交の場」という認識です。
ドッグランへいきなりワンちゃんを放すのはNG!?
車でドッグランに行って、エネルギーが有り余っているワンちゃんを
いきなり「ランの中に解き放つ」というのはやってはいけない事です。
欧米の犬の専門家や著名なドッグトレーナーのシーザーミラン氏なども
30分程度の散歩をして運動欲求を発散させてから
Dog Park(ドッグラン)に行きましょう、と提言しています。
運動欲求の有り余る犬、じっと車にいて外に出て興奮状態の犬を
ランにいきなり入れると、犬同士の争いの原因にもなります。
「最近散歩に行けてないから、ドッグランで鬱憤を晴らさせよう」は絶対NG。
興奮MAXでドッグラン内に入る事は止めましょう。
特に管理者不在の無料のドッグランは、こうした理解も低い傾向にあるので
自分の愛犬だけでなく、新しく入ってくるワンちゃんの動向にも気を配る必要があります。
各ドッグラン所定のルールを守る事は勿論ですし
ドッグランに掲示されている「マナー」表示を読むことも重要ですが
この犬の行動要求・鬱憤・エネルギーの事を前提として理解する事はとても大切です。
ドッグランに共通する、一般的なマナー
各ドッグランやドッグランを運営管理する団体ごとに決めごとは存在しますが
一般的なドッグラン・ドッグパークでの共通ルール・マナーとしては
- 要求されなくても狂犬病接種証明・鑑札・ワクチン接種証明は持参しましょう
- 興奮状態のワンコをいきなりドッグランに放すのは止めましょう
- まずはリードを付けたままドッグランに入り、犬同士の挨拶を済ませてから放しましょう
- ヒート中のメス、ケガや療養中のワンちゃんを放すのは止めましょう
- 最低限のしつけとして、「待て」「来い」が出来る状態が望ましいです
- ドッグランの中では、自分の愛犬から目を離さない事、愛犬を放置して外に出ない事
- ドッグラン内部での飲食や愛犬への給餌は止めましょう
勿論、訪れるドッグランに規定されている利用のルールをしっかり読んで理解し
愛犬とオーナーさん同士が、気持ちよくコミュニケーションを取れるように、
本来のドッグパークとしての愛犬の社交場として利用したいものです。